株式会社リーディングマークが提供するミキワメは、企業が求める人材の「論理的思考力」や「問題解決能力」を測定する適性検査です。活躍人材を見極めることに特化した設計となっており、多くの企業の採用選考で導入されています。
ミキワメの検査構成
ミキワメの能力検査は言語問題と非言語問題が混在して出題されるのが特徴です。1つの検査の中で両方の問題が表示されます。
検査時間・問題数
- 制限時間:20分
- 問題数:20問(言語・非言語合計)
- 1問あたり:約1分
言語と非言語の内訳は明示されていませんが、極端な偏りはないため、各10問前後が出題されると考えてよいでしょう。
受検環境
ミキワメはWEB方式のみで実施されます。
対応デバイス
- パソコン
- スマートフォン
- タブレット
注意点 企業によっては不正防止のため、WEBカメラやマイクの使用が必須となる場合があります。事前に受検環境の要件を確認しておきましょう。
ミキワメの難しさと対策の必要性
ミキワメは20問を20分で解く必要があり、1問あたり約1分という厳しい時間制限があります。
- 時間配分の難しさ
得意な問題は30秒で解き、苦手な問題に2分かけるなど、メリハリのある時間配分が必要です。 - 出題範囲の広さ
図表の読み取り、推論、損益、確率など、幅広い分野から出題されます。広い範囲への対策が必要です。
そのため、基礎からしっかり学習し、素早く正確に解く力をつける必要があります。
ミキワメの出題内容と対策方法
ミキワメの非言語分野では、以下の問題が出題されます。
図表の読み取り【難易度:中】
出題形式 グラフや表から必要な数値を読み取り、計算して答えを導く問題です。
学習方法
- 割合の計算を確実にする
図表を読み取る以前に、割合についての知識が必要です。増加率、減少率、構成比などの計算を正確にできるようにしましょう。 - 単位に注意する習慣をつける
問題文では「万円」なのに、選択肢では「円」で答えるなど、単位をひねった問題が頻出します。 - 電卓の使用に慣れる
WEB受検では電卓が使えるため、複雑な計算は電卓を活用しましょう。ただし、簡単な計算まで電卓を使うと時間のロスになります。
推論【難易度:高】
出題形式 複数の条件から論理的に正しい結論を導く問題です。順位、位置、内訳などの問題が含まれます。
学習方法
- 条件を書き出す練習をする
頭の中だけで考えず、条件を図や表に整理する習慣をつけましょう。書き出すことで、見落としが減り、解答スピードも上がります。 - パターンに慣れる
推論問題は解法パターンがある程度決まっています。多くの問題を解いて、パターンを身につけましょう。 - 情報の整理方法を学ぶ
順位の問題なら数直線、位置の問題なら座標や図、内訳の問題なら表など、情報をどう整理すれば分かりやすいかを学びましょう。
損益【難易度:中】
出題形式 原価、定価、利益に関する計算問題が出題されます。
学習方法
- 基本公式を確実に理解する
- 定価(売値)= 原価(仕入値)+ 利益
- 利益率 = 利益 ÷ 原価
- この2つの関係を方程式で扱えるようにしましょう。
- 割引の計算に慣れる 「定価の20%引き」などの計算を素早く正確にできるよう練習しましょう。
確率【難易度:中〜高】
出題形式 場合の数や確率を求める問題が出題されます。
学習方法
- 樹形図を書く練習をする
基本的な確率問題は樹形図で整理できます。手を動かして書く習慣をつけましょう。 - 場合の数の数え方を学ぶ
順列、組み合わせの基本的な考え方を理解しましょう。
市販の教材を使った対策方法
ミキワメ専用の対策本は市販されていません。そのため、他の適性検査の教材を活用して対策を進めることになります。
図表の読み取り対策
玉手箱の図表読み取り問題が最も近い形式です。
- 玉手箱には「表の空欄推測」という形式もありますが、これはミキワメでは出題されません
- 「図表の読み取り」の部分だけを学習しましょう
- 玉手箱の難易度が低い問題を中心に出題されます。
推論問題の対策
SPIの推論分野が参考になります。
- 順位、位置、内訳などの基本的な推論を中心に学習しましょう
損益・確率の対策
これらは基礎的な数学力が問われる分野です。
- 中学〜高校レベルの基礎問題集で学習可能
- 方程式の基本から学び直すと効果的
学習範囲を見極める重要性
市販の教材を使う場合、ミキワメに出題されない範囲を省くことが重要です。
学習する必要がない範囲の例
- 玉手箱の「表の空欄推測」
- 玉手箱の「四則逆算」
- SPIの「推論の一部」
- SPIの「資料の読み取り(非言語)」の一部
このように、すべてを学習するのではなく、ミキワメで出題される範囲に絞って学習することが効率的な対策になります。
ただし、何が出題されて何が出題されないかを見極めるには、ミキワメの出題傾向を正確に把握する必要があります。

市販の教材で学習範囲を見極めるのが難しい場合は、大人塾のミキワメ対策講座(通学・Eラーニング)という選択肢もあります。ミキワメの出題範囲に特化したカリキュラムで、無駄なく効率的に学習を進めることができます。
数学が苦手な方が避けるべき3つの学習方法
高得点に結びつかない、やってはいけない勉強方法をご紹介します。
❌ その1:答えが合っていればOKと考える
問題点
- 図表問題で「式は違っていたけど、たまたま正解した」
- 推論問題で「条件を見誤ったけど、偶然正解した」
こうした「たまたま正解」は本番では通用しません。なぜなら、本番では数値や条件が変わるからです。同じ考え方でも、数字が変われば間違えてしまいます。
正しい学習法 答えが合っていても、必ず解説を読んで正しい式の立て方や条件の処理方法を確認しましょう。過程を理解することで、どんな問題にも対応できる力が身につきます。
❌ その2:手を動かさず頭の中だけで考える
よくある誤解 「手を動かすと時間がかかるので、頭の中で考えるようにしています」
実は、これは逆効果です。書いた方が断然速く解けます。特に推論のような思考整理が必要な問題では、書き出すことで頭の中が整理され、ミスも減ります。
正しい学習法 練習段階から条件や情報を書き出す習慣をつけましょう。本番でスムーズに書けるよう、書くことにも慣れておく必要があります。
❌ その3:時間を意識せずに解く
よくある誤解 「答えを見ればわかる」「時間をかければ解ける」
残念ながら、これは本番では通用しません。ミキワメは1問約1分という厳しい時間制限があります。ゆっくり解けば解けるレベルでは、本番で時間切れになってしまいます。
正しい学習法
- 練習段階から時間を計って解く
- 解ける問題を確実に正解する戦略を持つ
- 難しい問題は潔く捨てる勇気を持つ
満点を目指す必要はありません。限られた時間で得点を最大化する戦略的な取り組みが重要です。
よくいただく質問
Q. 非言語は何問出題されますか?
ミキワメの検査は言語と非言語の合計が20問ですが、その内訳は公表されていません。
ただし、どちらか一方に極端に偏ることは考えにくいため、非言語は10問前後と見込んで対策するのが妥当です。少ない問題数だからこそ、1問1問を確実に正解することが重要になります。
Q. 合格基準はどれくらいですか?
ミキワメは言語・非言語あわせて20問という少ない問題数で構成されています。
ポイント
- 企業によって合格ラインは異なる
- 競争率の高い企業では6〜7割以上が求められる可能性も
- 基礎がしっかりしていれば、短期間の対策でも十分に対応可能
確実に合格ラインを超えるためには、基礎計算力の強化と時間配分を意識した練習が欠かせません。
Q. 何時間くらい勉強するとできるようになりますか?
現状のレベルと目標によって異なります。
数学が苦手な方(分数の計算が不安、方程式に自信がない) 模試も含めて40〜50時間は見ておいた方がいいでしょう。これは、自宅での学習時間も含めます。
- 基本計数の習得:10時間
- 各分野の基礎学習:20時間
- 問題演習と模試:10〜20時間
基礎力がある方(方程式が解ける、割合の計算に苦手意識がない) 各形式の問題演習を中心に進めて15〜20時間あれば十分です。
- 各形式の問題演習:10時間
- 時間配分の練習:5〜10時間
ミキワメ対策のポイントまとめ
- 図表読み取り、推論、損益、確率の全分野をカバーする
- 市販教材を使う場合は、学習範囲を見極めることが重要
- 1問1分のペースに慣れることが最重要
- 手を動かして条件を整理する習慣をつける
- 満点ではなく、確実に得点できる問題を見極める
ミキワメは複数の適性検査の要素を組み合わせた検査です。基礎からしっかり学習し、時間を意識した練習を重ねることで、十分に高得点を狙えます。
