SCOAは、公務員試験で採用が増えている適性検査です。 近年、多くの市役所がSCOA検査を導入しています。

SPIに比べて難易度は低いですが、設問数が多いため処理能力が問われます

このページは、2011年より適性検査対策講座を提供している大人塾が、 SCOAの試験内容と効果的な学習方法をまとめたものです。

SCOAではどのような能力が問われるの?

SCOAのコンセプトは「人を知り、人を活かす」

  • 「基礎的な知的能力や実務遂行能力」
  • 「持って生まれた気質」
  • 「後天的に形成される性格や意欲」

の3つの側面を測るテストです。

Information

SCOAは、公務員試験、特に市役所の採用試験で利用されることが多くなっています。
また、一般企業の採用試験でも利用されています。

試験の種類

SCOAは主に4種類あります。それらを組み合わせて試験を行うことが多いです。
ここでは、性格診断のSCOA-B以外の内容について説明します。

SCOA-A(基礎能力検査)

  • 公務員試験でよく利用されています。多面的に知的能力と学力を測ります。
  • 時間:45~60分
  • 科目:5尺度の場合「言語」「数理」「論理」「常識」「英語」、3尺度の場合「言語」「数理」「論理」
  • 形式:選択式
  • 出題方式:スパイラル方式

Information

スパイラル方式とは 各尺度の問題が5問ずつランダムに出題される方式です。

例:言語→数理→論理→常識→英語→数理→常識→言語…

SCOA-i(基礎能力検査)

  • 短時間の検査で、より知能的な部分を測ります。
  • 時間:20分
  • 科目:4尺度「言語」「数・論理」「空間」「知覚の正確さ」
  • 形式:選択式、短答式
  • 実施方法:ウェブ方式
  • 出題方式:問題が試験範囲からランダムに出題される方式

SCOA-C(事務能力検査)

  • 知力や学力と日常業務の処理能力を測定します。
  • 時間:50分
  • 科目:6尺度「照合」「分類」「言語」「計算」「読図」「記憶」
  • 実施方法:ペーパー、テストセンター方式

SCOA-B(性格診断)

性格や意欲を測る検査です。

受検場所

  • SCOA-A、SCOA-B、SCOA-C:テストセンター方式またはSCOA cross式(オンライン試験官つきWebテスト)
  • SCOA-i:自分のパソコンやタブレットで受検

SCOA crossを採用している場合、テストセンターか自宅か選べることもあります。 会場が遠くないのであれば、落ち着いて受験できるテストセンターをお勧めします

SCOAの特徴

SPIより難易度は低いが問題数が多い

SPIは中学レベルの数学の知識で解ける問題が大半ですが、SCOAは高校レベルの数学の計算問題が出題されます。

しかし、問題の難度自体は高くありません。

POINT
1

1問30秒程度で解く必要がある

問題数が多いため、1問あたり約30秒で解く必要があります。

時間を意識した練習が重要です。

POINT
2

出題範囲は定まっている

出題範囲は広いですが定まっているため、教科書を全てやり直す必要はありません

効率的に対策できます。

POINT
3

誤謬率は測定されていない

わからない問題は、あてずっぽうでも解答を埋めるようにしましょう。

POINT
4

SCOAの出題範囲

数理の出題範囲と対策方法

高得点を狙うには、公式を覚えるだけでは不十分です。 公式をしっかりと身につけ、瞬時に使えるようになる必要があります。そのためには、とにかく多く問題を解き、慣れることが必要です。

  • 四則計算や方程式、不等式:ケアレスミスをなくし、得点源にする
  • 2次方程式、不等式、平方根:中学3年生程度、慣れると1問20秒程度で解ける
  • 濃度算、速度算:シンプルな問題、数学の基礎をしっかり理解する必要がある
  • 幾何:三角形の相似などの基本的な知識が必要

論理の出題内容と対策方法

出題範囲は、推論順位、推論うそつき、場合の数、確率、立式(年齢算、集合、植木算など)、サイコロの回転、立体の展開図などです。

  • 各種推論は、SPIに比べて簡単な問題が出題されます。問題文を読みながら条件を整理し、できるだけ早く問題を解くことが高得点へのカギになります。
  • 場合の数、確率、立式は、文章から式をつくる力が必要です。
  • 立体の問題は、イメージをすることが理解を深めるポイントです。展開図をかき、切り取って組み立てて、目に見える形で理解するとよいでしょう。

出題範囲は広いですが、1分野あたりの出題数が少ないため、どうしても苦手に思える分野は、捨てるという選択も考えましょう。

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効果的な学習の進め方

SCOAは、処理能力とスピードが問われる試験です。以下のポイントを意識して学習しましょう。

1. 簡単な問題を多く解いて慣れる

難しい問題よりも、簡単な問題を大量に解くことで対策力が上がります。

同じ問題を何度も解いて、体に解法を染み込ませることが重要です。

2. 時間を意識して短時間で解く

「時間をかければ解ける」というのは、試験当日には通用しません。

時間を意識し、練習を重ねましょう。 また、できない問題を捨てる覚悟も必要です。

3. 公式を暗記せず、身につくまで練習する

公式を覚えるのは構いませんが、当日思い出せるかは別問題です。

公式は身につけるものです。 身につけるためには、とにかく多くの問題を解くことが必要です。

SCOA対策学習方法まとめ

  • 簡単な問題を多く解いて、解くことに慣れる
  • 時間を意識して、短時間に解く
  • 公式を暗記せず、身につくまで練習する

SCOA対策の勉強方法

1. 基礎計算力を固める

四則計算や方程式、不等式などの基礎問題は、ケアレスミスをなくし、得点源にしましょう。

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2. 各分野の問題演習

出題範囲は定まっているので、効率的に学習できます。

  • 2次方程式、不等式、平方根
  • 濃度算、速度算
  • 推論(順位、うそつき)
  • 場合の数、確率
  • 立式(年齢算、集合、植木算)

3. 時間配分の練習

1問30秒を目標に、時間を測りながら問題を解きましょう。

模擬試験で本番形式に慣れておくことが重要です。

4. 手を動かす習慣をつける

「手を動かすと時間がかかる」と思う方もいますが、実は書いたほうが断然速いです。

特に推論などの思考が求められる問題は、書くことで頭を整理できます。

数学が苦手な方の「やってはいけない」勉強方法

高得点に結びつけるためにやってはいけない勉強方法です。

  1. 公式を覚えようとする
    覚えるのは構いませんが、当日思い出せるかは別問題です。
    部屋の壁に公式を貼って覚えている方が、当日「あそこにあった公式を使う問題だ…肝心の公式はなんだったっけ?」となる笑えない話をよく聞きます。
    公式は身につけるものです。身につけるためには、とにかく多くの問題を解くことが必要です。
  2. 手を動かさない
    「手を動かすと、時間がかかってしまうので、頭の中で考えるようにしています。」という方がたまにいらっしゃいます。実は、断然、解くスピードは書いたほうが早いです。特に推論などの思考が求められる問題は、書くことで、頭を整理することができます。
    書くことにも慣れておきましょう。
  3. 時間を意識しない
    「答えを見ればわかる、時間をかければ解ける」というのは、試験当日には通用しません。
    時間を意識し、練習を重ねましょう。また、できない問題を捨てる覚悟も必要です。

よくある質問

どのくらいの点数を取ればいいですか?

SCOAを採用している企業・自治体の選考倍率はさまざまで、おおむね2倍~5倍以上となっています。

合格点を基礎点とし、+面接点としている自治体もあり、点数によって面接の順番が変わるところもあります。

つまり、合格点の目安は受験先によって異なりますが、点数は高いに越したことはありません

一般的には、8割得点できれば安心と言われています。

テストセンターと自宅で受けるのであればどちらがいいですか?

企業によっては、SCOA crossという、受験場所をテストセンターか自宅か選べる試験を採用していることもあります。

会場が遠くないのであれば、落ち着いて受験できるテストセンターをお勧めします

何週間前から対策を始めるべきですか?

現在の数学力によって異なりますが、目安は以下の通りです。

数学が得意な方 2〜3週間程度。出題範囲の確認と問題演習が中心になります。

基礎から学び直す方 1〜2ヶ月程度。方程式、不等式などの基礎を固めてから、各分野の練習に取り組みます。

公務員試験対策として できるだけ早く。SCOAは出題範囲が広いため、戦略的に対策を行うことが大切です。

※あくまで目安です。

1日どのくらい勉強すれば良いですか?

試験までの期間によりますが、以下を目安にしてください。

1ヶ月以上ある場合 平日1〜2時間、休日3〜4時間程度。

2〜3週間の場合 平日2〜3時間、休日5〜6時間程度。

大切なのは、毎日継続することです。 特に、時間を測って問題を解く練習を繰り返しましょう。

どこから勉強すればいいのかわかりません

まずは自分の実力を知ることが大切です。

ステップ1:現状確認 下の練習問題に挑戦して、どの分野が弱いのかを把握しましょう。

ステップ2:優先順位をつける

  • 計算問題が苦手 → 四則計算、方程式から
  • 文章題が苦手 → 濃度算、速度算の基礎から
  • 推論が苦手 → 条件整理の練習から

ステップ3:時間配分の練習 模擬試験で本番形式に慣れる

おススメの対策方法

もっと問題を解きたい方には

「参考書の問題は問題が少ない」「合格を確実にするために、もっと問題を解きたい」
「たくさんの模試に挑戦したい」「適切な出題範囲をしっかりと学習したい」

そのような方は、大人塾のSCOA対策講座をご検討ください。基礎から無駄なく出題範囲を学習できます。
2011年より5,000名以上の方が受講されています。

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