このページは、2011年より適性検査対策講座を提供している大人塾が、 SPI3-G(ペーパー)の試験内容と効果的な学習方法をまとめたものです。

SPI3-Gとは

SPI3-Gとは、リクルート社が提供するマークシート形式(紙)の適性検査です。
GはGeneral(一般)を意味し、大学生ではない一般に利用されるために開発された試験です。

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SPI3-G WEBテスティングと呼ばれるものもあります。ペーパーとWEBの試験は出題傾向が全く異なります。

・自宅PC受検 → WEBテスティングの対策方法はこちらから➡
・会場または監視つき自宅テストのSPI-G→ SPIテストセンターの対策方法はこちらから➡

どのような人が受ける検査?

転職時に受けるテストとされていますが、正社員登用試験にも使われています。
特に大企業の子会社で利用されている適性検査です。

試験の基本情報

広い範囲から出題されますが、難易度は低めです。
問題を把握するスピード、解くスピードどちらも要求される検査です。

SPI3-G(非言語)の内容・出題範囲は

出題範囲は集合、平均,推論並び順,割合,分割,損益,速度 がでています。
出題範囲が変更され、縮尺、方角の問題は最近は出題されていません。

SPI3-G(ペーパー)出題の特徴

問題量の多さに驚いてしまいがちですが、問題の内容は簡単なものが多く、しっかり基本を対策さえすれば高得点が狙えるテストです。

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SPI3-G対策の勉強方法は?

計算力を鍛える

SPI3-Gは40問40分なので、1問1分のペースで解く必要があります。計算が遅いと圧倒的に不利です。

分数・小数の計算に不安がある方は、大人塾で用意している「基礎計算コース(無料)」(別ウィンドウが開きます)をご利用ください。

簡単な問題を反復練習する

SPI3-Gは、難しい問題がほとんどありません。問題を見た瞬間に反射的に解けるレベルを目指しましょう。

難しい問題をゆっくり解く練習ではなく、簡単な問題を大量に解くことで対策力が上がります。 同じ問題を何度も解いて、体に解法を染み込ませることが重要です。

苦手分野は後回しに

数学が苦手な方がつまずきやすいのが、速度と損益算です。

この2つは、他の分野(割合、方程式など)ができるようになると自然に理解できるようになります。 引っかかった場合は、いったん後回しにして、得意分野を伸ばしましょう。

🤔 数学が苦手な方の「やってはいけない」3つの勉強方法

時間内に解き、高得点を取るために避けるべき3つの勉強方法です。

基礎を疎かにする

ここでいう基礎は「一元一次方程式」「簡単な立式(鶴亀算など)」「割合」の3つです。
この3つができていないと、分割や損益算で前に進めなくなります。
数学が苦手な方は、まずこの3つを確実にしましょう。

考え込んでしまい、手が止まる

SPI3-Gの問題は考え込む暇がないように作られています。

頭の中だけで考えず、数直線を書く、図を描くなど、とにかく手を動かす訓練をしましょう。 手を動かすことで、思考が整理されて解法が見えてきます。

解けたら満足してしまう

ゆっくり解くのではなく、時間内に解いて高得点を狙うことが目的です。

1問解けたら、同じような問題を短時間で解く練習をしましょう。 「解けた」ではなく「速く解けた」を目標にしてください。

効果的な学習の進め方

数学というと、テクニックがあるように見えますが、数学が苦手な方にとって本当に必要なのは、

  • 分数の計算があやふや→基礎計算をきちんと理解
  • 方程式の立て方が分からない→問題を式に表して、すぐ解けるようにする
  • 割合の基本が理解できない→もとにする量、比べられる量、割合の関係を理解

こういった基礎の基礎から、無理なく積み上げていく
一見遠回りに見えますが、これが確実に力をつける方法です。

よくある質問

転職の際に適性検査があると言われました。これは必ずSPI3-Gですか?

いいえ、必ずしもSPI3-Gとは限りません。

最近の転職活動では、WEBテスティングや玉手箱が主流になっています。 企業からの案内で試験の種類を確認することをお勧めします。

試験までに期間がある場合は、複数の試験に対応できるよう準備しておくと安心です。

非言語が超苦手です。参考書を読んでも分かりません。どこから手を付ければいいですか?

まずは現在の実力を把握することから始めましょう。

ステップ1:現状確認 下の練習問題に挑戦して、どの分野が弱いのかを把握しましょう。

ステップ2:計算力の強化 分数・小数の計算が不安な方は、無料計算コースで基礎固めをしましょう。

ステップ3:基礎の3つを固める 方程式、簡単な立式、割合。この3つができれば、多くの問題が解けるようになります。

参考書を読んで理解できない場合は、基礎が不足している可能性があります。 焦らず、一歩ずつ進んでいきましょう。

正社員登用試験でSPIがあるようです。SPI-UかSPI-Gかわかりません。試験の範囲は違うのでしょうか。

はい、異なります。
SPI-Uは出題範囲が広く、領域、モノの流れ、漸化式、ブラックボックス、一次関数・二次関数など、より高度な内容が含まれます。
SPI-Gは出題範囲が比較的限定されており、基本的な計算問題が中心です。
どちらを受験するか分からない場合は、範囲の広いSPI-Uで対策しておくと安心です。
試験の種類について、なるべく正確な情報を得てください。

何週間前から対策を始めるべきですか?

現在の数学力によって異なりますが、目安は以下の通りです。

数学が得意な方 1〜2週間程度。出題範囲の確認と問題演習が中心になります。

基礎から学び直す方 3〜4週間程度。一元一次方程式、割合などの基礎を固めてから、応用問題に取り組みます。

計算が苦手な方 1〜2ヶ月程度。分数・小数の計算から始めて、段階的に学習していきます。

※あくまで目安です。現在のレベルや目標点によって異なります。早めに模擬試験で現状を確認することをお勧めします。

1日どのくらい勉強すれば良いですか?

試験までの期間によりますが、以下を目安にしてください。

  • 1ヶ月以上ある場合 平日1〜2時間、休日3〜4時間程度。無理なく継続できるペースで。
  • 2〜3週間の場合 平日2〜3時間、休日5〜6時間程度。集中的に取り組む必要があります。
  • 1週間以内の場合 得意分野に絞って、1日4〜5時間以上。基礎から学び直す時間はないため、解ける問題を確実に解く戦略に切り替えます。

大切なのは、毎日継続することです。1日10分でも良いので、問題に触れる習慣をつけましょう。

計算が本当に苦手なのですが、克服できますか?

はい、克服できます。多くの方が同じ不安を抱えていますが、正しい順序で学習すれば必ず力がつきます。

まず、分数・小数の計算からやり直しましょう。これができないと、どの問題も解けません。 大人塾の無料計算コースで基礎固めができます。

次に、一元一次方程式と割合を確実にします。 この3つ(計算・方程式・割合)ができれば、多くの問題が解けるようになります。

「できない」ことは恥ずかしいことではありません。そこから一歩ずつ、確実に進んでいけば大丈夫です。

参考書について

SPI3-G対策の本としては以下の参考書がお薦めです。

もっと問題を解きたい方には

「参考書の問題は問題が少ない」「合格を確実にするために、もっと問題を解きたい」
「たくさんの模試に挑戦したい」「適切な出題範囲をしっかりと学習したい」

そのような方は、大人塾のSPI-G対策講座をご検討ください。基礎から無駄なく出題範囲を学習できます。
2011年より5,000名以上の方が受講されています。

学習の進め方に迷ったらカウンセリングを受けましょう(無料)

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