最近、「スカウター」を採用試験として利用する企業が増えています。
スカウターは自宅や企業のパソコンで受検する試験ですが、試験の案内に「テストセンター」と記載されているため、混乱を招きやすくなっています。

「テストセンターで受検」と言われた場合のテストの種類について説明します。

1.SPI3 テストセンター

リクルート社の適性検査です。全国のリクルート社と契約した会場で受検します。
SPI3テストセンターの試験についてはこちらから

試験時間は言語、非言語、あわせて35分です。
案内URLは https://arorua.net/ です。auroraは、自宅で受検するWEBテスティングも利用していますので、テストセンターなのかWEBテスティングなのか、メールの文面から把握しましょう。

2.C-GAB

SHL社の適性検査。自宅で受検するものを「玉手箱」、テストセンターで受検するものを「C-GAB」といいます。
非言語(計数)は3種類の試験タイプが用意されていますが、ほとんどの企業では図表読み取りを扱います。
試験時間は言語15分、計数には2タイプあり15分29問または35分40問のいずれかを企業が選択してテストを課します。

URLは https://XXXX.e-exams.jp/ です。(XXXは変わることがあります)

3.SCOA

NOMA総研の適性検査。最近テストセンターで受検ができるようになり、採用企業が増加しています。
60分で言語、数理、論理、英語、常識問題を解きます。数理では計算問題や連立方程式、文章題が出題されます。論理では推論、図形などが出題されます。

4.TG-WEB

ヒューマネージの適性検査。
テストセンターは計数1が新型の計数で、この時間設定があらゆる試験の中で最もてシビアです。電卓もないのでまず終わらないと思ってよいでしょう。
計数2は従来型で推論などの難易度の高い問題が出題されます。SPIテストセンターで高得点をとれるようになってからの対策をお薦めします。
URLは https://assessment.c-personal.com/ 、https://assessment.e-gitest.com/ です。

5.スカウター

スカウター社の適性検査。案内メールのFromが「テストセンター」になっていますが、文中に含まれるURLが https://tracs.jp の場合、どこかのテストセンターに受験に行くのではなく、自宅で受検する試験です。
最近採用する企業が増えてきています。

内容はSPIのテストセンターやC-GAB、CUBIC、TG-WEBなどのミックスです。
計算の基礎や、確率、図形、数列、推論、図表が試験範囲です。

大人塾では全ての適性検査(非言語)の対策を行っています。
※言語の対策は行っていません
https://www.otona-juku.com/examination_preparation/

それぞれのテストでは、言語、非言語などの項目ごとの偏差値が企業に送られます。
偏差値が40以上ならOK(「8段階中4以上」)と判断する企業も少なくありませんが、点数が高ければ、下駄を履くのと同じです。

少しでも高い点数を取るためには、テストに対して適切な対策が必要です。
これらのテストは、社会に出てからも使う数字力を測る検査でもあります。勉強しておいて損は全くありません!!

是非楽しく対策しましょう!

一部の適性検査対策はeラーニングをご用意しています。

お気軽にお問い合わせください。