はじまりは、2003年。

大人塾は2003年からの構想です。

その頃の企画書にはこうありました。

「完璧な大人なんていない。 でも、コドモはオトナの背を見て育つ。

学ぶ楽しさを次の世代のに伝えたい。
そのためには、まず、私たちから学ぶことを楽しむこと。

勉強しなさい、という社会じゃなくて、
勉強って楽しいよ!といえる社会にしたい。

子どもに算数をやりなさい、じゃなくて、一緒に楽しもう!という社会にしたい。

なんで算数を勉強しなくちゃいけないの?と聞かれたときに
『楽しいからよ!』と言える社会を育てたい。

当時は算数だけでなく、色々な教科を大人になってから学べる場所がほしいと
漠然と思っていました。

大人が寺子屋みたいに通える場所。
学ぶ楽しさを思い出し、童心に帰ったような、ワクワクする場所。

私にとって、それが大人塾の始まりでした。

大人のための、勉強が楽しい場所を創りたい。

2004年、大人向けの学校を作りたいと漠然と考えていた時に
知り合いの中学先生が、授業参観を許可してくださいました。

教室に、数名の生徒の母親。そしてわたし。

考え、ディスカッションし、問題意識を持つ、とてもいい授業でした。

授業が終わった後、
「私も中学時代に先生に出会っていたら、もっと人生が変わっていたかも」
と仰るお母様の一言が印象的で、
大人になってから、とっても勉強が楽しければ、
きっと子どもに「勉強の楽しさ」を伝えることができるだろうと
思い始めました。

そんな中、近くのファミレスに入ると
子どもに算数を教えているお母さんに遭遇しました。
問題を解いて渡す子ども、解説書を見ながら○×をつけるお母さん。

「ここ違う、やり直し。」
一生懸命考える子ども。

なんで違うのか、どうして間違ったのか、解説してほしいな、と、
外から見ていた私は思いました。

今は学校のため、受験のためにやっているかもしれない。
でも、大人になったときに「算数はやらされたからやったけど、あんなの必要ないよね!」と
言ってほしくないのです。

2007年、数学塾の実験をしてみた。

2007年、知り合いの大学生にお願いし、
大人塾(仮)をはじめました。

大学受験レベルの問題をはじめとして色々な数学の問題を用意していただきましたが
一番燃えたのは、小学生の問題。

簡単そうに見えて、大人の心はどうしても難しくとらえようとしてしまうから。

大人4人が集まって
「解けた!」「できた!」と競うようにやる姿は
小学生のよう、というよりも、とても楽しい時間でした。

気軽に算数を楽しめる場所がほしい、
そういう気持ちが強くなり、大人塾を開催するタイミングを見計らっていました。

そして、2011年、突然、そのタイミングを迎えたのでした。

2011年、大人塾スイッチが入った

2011年3月。
小学校5年生と共に童心になって算数を解いていた。
解き終わった後のすっきり感。

この快感を、趣味にしたい、
趣味にできる場所を創ろう。

それが大人塾始動のタイミングでした。

大人だって、算数を学んでもいいし
楽しく数学に悩んでもいい。

大人だから算数が楽しい。
テストでいい点とることのプレッシャーなどなく
ただ、解く喜びがある。

眉間にしわを寄せるのではなくて
楽しみとして算数教室があってもいいじゃないんだろうか。

算数の楽しさを皆さんにお伝えしたい。
人生をワクワクする算数をお伝えしたい。
そうして始まったのが2011年12月でした。

大人塾のこれから

当初の構想とは大きく違い、試験対策の方が圧倒的に多いです。
目的があるということは、勉強するモチベーションになる事もよくわかりました。

大人が学ぶことが楽しい社会、
大人が基礎を学びやすい環境ときっかけを私たちは提供し続けます。

世の中を数学コンプレックスから解放します。