正社員登用試験が、玉手箱からSPIになったのですが、どの対策を取ればいいですか?

というご質問をいただきました。

SPIテストセンターとSPI WEBテスティングは、受検する場所と出題範囲が異なります。
また、計算機の利用についても異なりますので、正確な情報を得て、正しい試験対策をするようにしましょう。

追記:テストセンターオンライン会場について

SPIテストセンターオンライン会場が10月より新設されました。

テストセンター特有の本人確認をウェブカメラを通してするというものです。

試験内容について、SPIの公式ページでは触れられていませんが、オンラインとリアル会場を選択できる公平性や、時間がテストセンターと変わらないことを鑑み、「テストセンターオンライン会場」は、テストセンター対策をすることをお薦めします。

テストセンターとWEBテスティング違いなど

それぞれの特徴

テストセンター:言語、非言語あわせて35分。解答の正誤に応じて問題数と難易度が変化。言語と非言語は同じ時間内で実施。1問ごとに時間制限があり、戻ることはできない。
WEBテスティング:1問1問形式で非言語は数値入力で解答。
1問毎に個別の時間制があるため言語、非言語とも1問1分程度で解く必要がある。

案内URL(メールに記載されているアドレス)

どちらも aurora.net と記されています。

受検場所

テストセンター:東京であればお茶の水や池袋などのテストセンター
※2022年10月より、「オンライン会場」が新設されました。自宅などで受検できますが、ウェブカメラを通じて本人確認&試験中は顔出しとなるようです
WEBテスティング:自宅または会社のパソコン
本人確認は特にありません。

持ち物

テストセンター:電卓、筆記用具などは一切持ち込み不可。身分証明書を持参
オンライン会場も電卓は不可のようです。
WEBテスティング:すべてのものを利用可能。電卓、計算用紙、筆記用具を用意。

出題範囲

SPIテストセンター

点数が高くない場合、下記の範囲が出題されるといわれています。
文章題の解き方、集合基礎、確率、推論(順位・位置)、割合、分割、図表の読み方基礎、推論(内訳、正誤、複数の位置)、損益(基本)、料金計算、速度基本、集合(割合・文字でおく)
点数が高い場合、下記の範囲が出題されるといわれています。
集合(または・かつ、3軸)、平均、精算、順列・組合せ、推論(整数)、割合応用、損益応用、仕事算、円卓、確率応用、推論(平均)、比、2段階の割合、速度(応用)、通過算、複雑な損益、複雑な割合の文章題

WEBテスティング

正誤で出題される問題の難易度はかわらない
文章題入門、文字式・方程式、集合、樹形図、コインを数える、推論入門、割合入門、整数の推測、図表の読み方、年齢、平均、割合応用、前年比、損益、整数の推測(応用)、集合(応用)、順列、組合せ、場合の数応用、確率、推論(アだけでわかる)、料金計算、損益算応用、仕事算、整数の推測(応用)、速度、倍数、余事象、連立方程式、損益応用、割合文章題など

玉手箱、C-GABとSPIの違い

今までC-GABの学習をがんばってきたのですが、SPIとはだいぶ違いますか?

玉手箱、C-GABは、図表の読み取りが中心です。
問題に癖があるため、出題される問題の傾向を学習する必要があります。
しかし、それに慣れてしまえば、解ける問題が増えます。
また、1問ごとの時間制限はありません。

一方、テストセンター、WEBテスティングは、1問ごとに時間制限があるため、1問も解けずに試験が終了することもあり得ます。
引っ掛け問題は少ないですが、問題文をしっかり読み込み、何を問われているのかを確認する必要があります。
ですので、玉手箱、C-GABに比べて読解力を求められる検査です。
また、出題範囲も多岐にわたるため、適切な対策をしておく必要があります。

では、C-GABの対策は無意味でしたか?

そんなことはありません!
C-GABの勉強により、割合、比の部分はしっかり学習できたと思います。
SPIでも割合の考え方はとても大切ですので、決して無駄ではありません。

今、何割くらいとれるのか確認したいのですが

Eラーニングで学習したいのですが、どれを購入すればいいですか

検査対策をがんばりましょう!
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