SPI3-Gとは

SPI3-Gとは、リクルート社が提供するマークシート形式(紙)の適性検査です。

自宅で受験するウェブテスティングもSPI3-Gと呼ばれます。ペーパーとWEBの試験は出題傾向が全く異なります。

SPI3-Gでも、自宅や会社のパソコンで受検するものはWEBテスティングです。
WEBテスティングの対策方法はこちらから

どのような人が受けるテスト?

転職時に受けるテストとされていますが、正社員登用試験にも使われています。
特に大企業の子会社で利用されている適性検査です。

コロナ禍で、転職時にこのテストを受ける方を見なくなりました。ほとんどの方はSPI3-GのWEBテスティングを受検しています。間違えないように気を付けてください。

問題数、時間、難易度は?

問題数は40問、時間は40分です。

難易度は低めですが、反射神経で解く必要がありますので、訓練が必要です。

形式は?

マークシート形式です。電卓は利用できません。
(SPI3-G WEBテスティングは電卓を利用できます。)

SPI3-G(非言語)の対策方法

問題量の多さに驚いてしまいがちですが、問題の内容は簡単なものが多く、しっかり基本を対策さえすれば高得点が狙えるテストです。

SPI3-Gの出題範囲

出題範囲は集合、平均,推論並び順,割合,分割,損益,速度,縮尺,方角 がでています。
SPI3-Uやウェブテスティングと違うところは、縮尺、方角が出る点です。

SPI3-G対策の基本

計算力を鍛える

SPI3-Gの問題は特に難しいものはありません。しかし、40問40分ですので、とにかく計算力を鍛える必要があります。
分数・小数の計算ってどうやるんだっけ・・・という方は、大人塾で用意している「基礎計算コース(無料)」(別ウィンドウが開きます)をご利用ください。

簡単な問題を反復練習する

SPI3-Gは、難しい問題があまりありません。問題を読んだ瞬間に反射で解けるようにしておく必要があります。難しい問題をゆっくり解く練習ではなく、簡単な問題をひたすら数多く解くことでSPI3-G対策力を上げることができます。

苦手分野は後回しに

数学苦手な方が、SPI3-G対策をしていてつっかかるのが、速度と損益算です。
この二つの分野は、他の分野が出来るようになると自然に理解が深まるようになっていますので、引っかかった場合には後回しにして学習しましょう。

数学が苦手な方の3つ「やってはいけない」勉強方法

時間内に解き、なるべく高得点に結びつけるためにやってはいけない3つの勉強方法です。

基礎を疎かにする

ここでいう基礎は「一元一次方程式」「簡単な立式(鶴亀算など)」「割合」を指します。
この3つができていないと、分割や損益算で前に進まなくなってしまいます。数学が苦手な方は、まずはここから学習をしましょう。

考え込んでしまい、手が止まる

SPI3-Gの問題は考え込む暇がないようにできています。考え込んでいる時には、数直線を書くなど、とにかく手を動かす訓練をしましょう。

解けたら満足してしまう

ゆっくり解くのではなく、時間内に解いて高得点を狙うことが目的であることを忘れないでください。そこで、1問解けたら同じような問題を短時間で解く練習をしましょう。1問解けたことに満足しないようにしてください。

よくある質問

転職の際に適性検査があると言われました。これは必ずSPI3-Gですか?

そうとも言えません。最近はWEBテスティングや玉手箱が主流になっています。転職までの期間がある場合は、いろいろなテストに対応できるようにしておくと良いでしょう。

非言語が超苦手です。参考書を読んでも分かりません。どこから手を付ければいいですか

計画的に勉強を進めるようにしましょう。まずは計算力をつけましょう。現時点でどのくらい点数が取れているのかを把握するために、練習問題に挑戦しましょう。

どんな参考書がオススメ?

SPI3-G対策の本としては以下の参考書がお薦めです。

効率よくSPI-Gの対策をするなら大人塾のSPI-G対策講座もお薦めです。
大量の問題で慣れるだけでなく、時間制限つきの模擬試験なども含まれています。