大人塾には、仕事で数字が必要になって通い始める方がいます。この記事は、そのうちの一人の学習記録です。

今回紹介する方は、建築系の仕事をしている20代の男性です。月1回・1時間のペースで、小数の計算から始めて、約1年2か月で図表やグラフを読み取れるところまで進みました。回数にすると14回です。「まとまった時間は取れないけれど、数字が読めるようになりたい」という方の参考になれば幸いです。

通い始めた理由

当初定めたゴールは、割り勘の計算ができるようになることと、仕事の見積りができるようになることでした。建築系の仕事では、材料の数量や単価、値引きの率といった数字が日常的に出てきます。そこが読めないままだと、見積書を前にしても中身の判断がつかないためです。

小数の計算から始めた

最初は小数の計算から学習を始めました。

大人塾では、カウンセリングで現在の状況を確認してから、始める位置を決めます。ゴールに最短でたどり着くために、基礎をしっかりと固めます。

順番としては、小数、分数、割合、損益算と進むことにしました。

学習の流れ

実際に通った単元の流れです。

1〜4回目:小数と分数 小数の計算、小数のかけ算。分数とは何かから、分数のかけ算・割り算、小数と分数の変換。最大公約数・最小公倍数、分母のちがう分数の足し引きまで。

5〜7回目:仕事で使う計算に入る 単位の変換、四捨五入。ここからビジネス向けの内容に入り、文章題へ。続いて文字式、方程式(かけ算・割り算、分配法則、小数と分数を含む式)。

8〜11回目:割合 集合、平均。そして割合へ。割合の増減、前年比、二段階の割合、損益算。

12〜14回目:業務に近い計算と、図表の読み取り 集合を使った割合の応用、仕事算。そして図表の読み方、グラフの読み取り(棒グラフ・折れ線グラフ・円グラフ)。

小数の計算から始めて、14回で図表とグラフが読めるところまで。ここまで来れば、見積書や業務資料に出てくる数字は、ほとんど手が届く範囲になります。

表から必要な数字を探して比べる作業は、得意でした。よくできていることをお伝えすると、とても嬉しそうにされていて、こちらまで嬉しくなりました。

通うペースは一定ではありませんでした。仕事の都合で間隔が空くこともあり、3か月ほど空いた時期もあります。それでも、来られるときに来て、前回の続きから進めていきました。

大人塾は曜日・時間が固定ではないフリータイム制で、通う回数もご都合に合わせて決められます。毎週決まった時間に通うのが難しい方でも、こういう進め方ができます。

そして、ついにゴールを達成し、卒業されました。

大人塾では、まずカウンセリング(1時間程度)で、現在の状況と目的を確認し、どこから始めるかをご相談します。この時点で入会を決める必要はありません。強引な勧誘もいたしませんので、話を聞いてみたいという段階でも構いません。お気軽にお問い合わせください。