TG-WEBの対策をしている方の中には、「言語・非言語」「従来型・新型」といった分類はご存知でも、「C3」というバージョンの存在をまだご存じない方が多いのではないでしょうか。

大人塾では、受講生からの実際の受検報告を通じて、TG-WEBに従来とは異なる形式が存在することを確認しました。

これからTG-WEBを受検される方に向けて、確認できている情報をまとめてお伝えします。なお情報は現在も収集を続けている段階のものを含みますので、実際の受検にあたっては必ず会場や形式をご自身で確認するようにしましょう。

TG-WEBに「C3」というバージョンがある

大人塾の受講生から、TG-WEBを受検した際に、合計30分の試験で年齢算が出題されたという報告がありました。情報を集めていく中で、これはTG-WEBの提供元であるヒューマネージ社が用意している「C3」と呼ばれる検査にあたることが分かってきました。

ヒューマネージ社の公式サイトでも、言語・数理考察力検査「C3」は、受検者の言語・数理に関する潜在的能力を30分で測定するアセスメントツールです。

受講生からの報告にあった「合計30分」という試験時間は、この説明と一致しており、報告された試験がC3であった可能性が高いと考えられます。

世間で広く知られている「従来型」「新型」のTG-WEBとは別に、このようなバージョンが存在することは、対策をする上で見落としやすいポイントです。

従来型・新型との違い

受講生からの報告と確認できた情報を整理すると、C3には次のような特徴があります。

  • マークシート方式である:従来型・新型のTG-WEBはPC上での回答が基本ですが、C3はマークシートを使って回答する形式です。これは大人塾で確認済みの情報です。
  • 言語・非言語の両方が出題される:構成自体は従来型・新型と似ていますが、出題される問題の傾向は異なります。
  • 当面は対面(会場)での実施のみ:自宅などでのWeb受検ではなく、指定された会場に出向いて受検する形式が現時点での主流のようです。
  • 正社員登用試験や昇格試験での導入が増えている:受講生の方からの報告ベースですが、新卒採用だけでなく、契約社員から正社員への登用試験や、社内の昇格試験といった場面で使われるケースが増えてきている実感があります。

普段からSPIや従来型・新型のTG-WEBの対策をしていても、マークシートという回答方式の違いだけで、当日かなり戸惑ってしまう可能性があります。

受検前に必ず確認すべきこと

C3は、従来型・新型のTG-WEBとは出題形式・回答方式が大きく異なる、いわば「全く異なるテスト」です。これからTG-WEBを受検される方は、案内が来た時点で、次の点を必ず確認するようにしましょう。

  • 受検会場はどこか(対面か、自宅からのWeb受検か)
  • マークシート方式か、PC上での回答か
  • 試験時間と出題分野(言語・非言語の構成)

「TG-WEB対策はしてあるから大丈夫」と思っていても、実際に案内が来た形式を確認しないまま当日を迎えると、想定外の対応に時間を取られてしまうことがあります。

大人塾でのC3対策・受検前確認について

大人塾では、受講生からのこうした受検報告を継続的に集めながら、TG-WEBをはじめとした適性検査の対策に役立てています。C3を含め、「自分が受ける試験がどの形式にあたるのか分からない」「年齢算などの非言語分野に不安がある」という方は、無料カウンセリングの際にお気軽にご相談ください。現状のスキルと受検予定の試験内容を確認しながら、必要な対策を一緒に考えていきましょう。



補足:i9・i9neoについて

TG-WEBには、これまでご紹介した「C3」以外にも、「i9(従来型)」「i9neo(新型)」と呼ばれる検査があります。

ヒューマネージ社の公式サイトによると、「i9」は言語・数理に関する論理的思考力を30分で測定する検査で、設問数が少ない分、じっくり考える力を測るのに向いているとされています。一般的な対策ページは、i9についての情報を提供しています。

一方「i9neo」は同じく言語・数理の基礎能力を15分で測定する検査で、設問数が多く、正確さやスピードを重視した力を測るのに向いているとされています。つまり、同じ「i9」シリーズの中でも、「じっくり考えさせるタイプ」と「素早く処理させるタイプ」という違いがあるということです。

大人塾の受講生からは、「i9」はコンサルティング業界の選考などで使われることがあり、対策によって点数を伸ばしにくい、いわゆる「地頭の良さ」が見られやすい試験だという声も聞かれます。難易度も高いです。

一方で「i9neo」は出題される機会としては比較的少ないようです。

このように、TG-WEBには複数のバージョンがあり、どの検査が出題されるかによって対策の仕方も変わってきます。受検案内が来た際は、検査名や時間、出題形式を必ず確認するようにしましょう。